文字定数は #\ に続く文字で表されます。

v が文字の場合は #t、それ以外は #fを返す。

文字コードを返します。

>(char->integer #\A)
65
>(map char->integer  (string->list "漢字"))
(28450 23383)

指定コードの文字を返します。
残念ながら、漢字などは表示されませんが、機能としては働いています。

>(integer->char 65)
#\A
>(map integer->char '(28450 23383))
(#\" #\W) 　←オット！変だ
>(list->string (map integer->char '(28450 23383)))
"漢字"　←実は動いていた

すべての引数が、同じコードならば #t、そうでなければ #f を返す。

>(char=? #\a #\a)
#t
>(char=? #\a #\A)
#f
>(char=? #\a #\a #\A)
#t	←オット、変だぞ

以下、比較関数が続きますが、いずれも、二つ以上の比較はうまく動きません！！。
本来は隣り合った引数のすべてに、指定の比較が成立すれば #t、そうでなければ #f を返します。

a が b より内部コードが小さければ #t、そうでなければ #f。

>(char>? #\A #\a)
#t

a が b より内部コードが小さいか、等しければ #t、そうでなければ #f。

a が b より内部コードが大きければ #t、そうでなければ #f。

a が b より内部コードが大きいか、等しければ #t、そうでなければ #f。

すべての引数が、大文字小文字を区分せずに等しければ #t、そうでなければ #f。
英字だけでなく、ギリシャ文字、ロシア文字などでも大文字小文字も判別はされるようです。

>(char-ci=? #\a #\A)
#t
>( apply char-ci=? (string->list "Ωω"))
#t

a が b より、大文字小文字を区分せずに小さければ #t、そうでなければ #f。

a が b より、大文字小文字を区分せずに、小さいか、等しければ #t、そうでなければ #f。

a が b より、大文字小文字を区分せずに大きければ #t、そうでなければ #f。

a が b より、大文字小文字を区分せずに、大きいか、等しければ #t、そうでなければ #f。

文字がアルファベットに相当すれば #t、そうでなければ #f。

>(map char-alphabetic? (string->list "Ab0#Ａ"))
(#t #t #f #f #t)

全角の文字（Ａ）でもアルファベット扱いされています。

c が小文字ならば #t、そうでなければ #fを返す。
いわゆる半角英字以外も小文字の判定が行われます。

>(map char-lower-case? (string->list "aAωΩａＡ0"))
(#t #f #t #f #t #f #f)

半角英字以外も判定されていることがわかります。

c が大文字ならば #t、そうでなければ #fを返す。
いわゆる半角英字以外も小文字の判定が行われます。

>(map char-upper-case? (string->list "aAωΩａＡ0"))
(#f #t #f #t #f #t #f)

c が数字ならば #t、そうでなければ #fを返す。

>(map char-numeric? (string->list "abc0０三�V"))
(#f #f #f #t #t #f #f)

半角数字と全角数字が数字として判定されています。

c が空白扱いされる文字ならば、#t、そうでなければ #t を返す。
空白扱いするのは、半角スペースと全角スペース、それと制御コードのようです。

>(map char-whitespace? (string->list " \t\x01[　]"))
(#t #t #f #f #t #f)

c を大文字にして返す。
半角英字以外も対象にしています。

>(list->string (map char-upcase (string->list "abcａｂｃωб�B")))
"ABCＡＢＣΩБ�B"

半角英字、全角英字、ギリシャ文字、ロシア文字が処理されています。ローマ数字の�Bは処理されませんでした。

c を小文字にして返す。
半角英字以外も対象にしています。

>(list->string (map char-downcase (string->list "ABCＡＢＣΩБ�V")))
"abcａｂｃωб�V"