カントリーやブルーグラスでの男性二重唱の場合、高めのリードに、さらに、その上に、もっと高い音でハーモニーをつけて歌います。他のジャンルならば、トップノートにリードを持ってくるのでしょうが、そうはならないのです。
オールドタイムに現われた兄弟デュオチームがその起源ではないでしょうか。レパートリー、歌い方がそのまま、後年のブルーグラスやカントリーに引き継がれているようです。多くの場合、ギターでリードと、マンドリンでハイパートという組み合わせになります。
後述するMonroe Bros.、さらにMorris Bros.など多くのチームがこのスタイルをとっていました。
Bolick 兄弟によるチーム。滑らかで洗練された歌い方。静かに、美しく響きます。
オールドタイム時代のほか、後年にも、アルバムを録音していました。また、映画「ペーパームーン」の主題歌も Blue Sky Boys だったそうです。（私は見ていませんが…）
(2005/02/23)多分にブルーズがかったサウンドが特徴です。ギターとテナーギター（４弦）を用いています。テナーギターのチューニングは判らないのですが、４弦バンジョー同じなのでしょうか？
Jim and Jesse が数多く取り上げています。また、Doc Watson も好んで取り上げているようです。
(2005/02/23)