COL2TF [filename]* [options]*

@記述、!記述、^記述

項目が位置で固定されたファイルをタブファイルに変換する。
複数のファイル名を指定すると連結して取り扱う。 ファイル名を省略すると標準入力を扱う。

出力する項目は、入力行でのバイト位置とバイト長で指定する。
行の長さを越えた位置を指定した項目は、長さ 0 の文字列となる。また、行の長さを超えた範囲を指定した場合は行の範囲に収まるように長さを調整する。
標準のモードでは、項目の先頭、末尾が漢字（2バイトの幅がある）の中間となったときは、半角スペースに置き換える。また、行中の制御コードは半角スペースに置き換える。
オプション（-B）でバイトモードを指定できる。このモードは、漢字を斟酌しない。また、制御コードはそのまま、単なるコードとして出力に現れる。

標準では、行末のタブコードの連続は刈り取る。オプション（-T）でこれを抑制し、固定項目数の出力に切り替えることができる。

-B

バイトモードで扱う。漢字コードを斟酌せず、制御コードはそのまま出力する。（0x0dは扱わない）

-F[項目指定;]

出力項目数を指定する。
項目は、入力行上での位置と長さで次のように指定する。

[ 位置 , ] 長さ [ X ]

位置と長さはバイト単位。位置を省略すると前の項目に続いた位置を指定する。
X を付加するとこの項目は出力に現れない。長さと X を組み合わせて読み飛ばしの指定が簡易にできる。

-Ofilename

出力を指定のファイルに切替える。

-T

出力項目数を固定する。

COLUMN

タブファイルを固定行ファイルに変換する

Ver 1.00

初版