TFJOIN filename1 filename2 [options]*

@記述、!記述、^記述

二つのタブファイルのキーが同一のレコードを連結して出力する。

双方のファイルは、同一のキーに対して、文字列として昇順に整列していなければならない。 整列にはTFSORT.EXEを用い、nCを指定すると良い。
また、少なくとも一方のファイルはキーの重複があってはならない。

キーが一致しなかった行を出力する場合の出力中では、相手方の項目は空文字列となる。 例えば、第一ファイルのキーに対応する第二ファイルのキーが見つからなかった場合、 出力指定中の第二ファイルの項目がこれに相当する。

-D[1|2]

キーの重複を許すファイルを指定する。
1ならば、第一ファイル、2ならば、第一ファイルを指定する。 -Dのみならば、第一ファイルの指定となる。
このオプションを指定しないと、双方のファイルのキーの重複は無いものとして動作する。

-F[出力指定;]*

出力する項目を指定する。 出力指定は以下の３つのいずれかである。

An

第一ファイルのｎ番目のフィールド

Bn

第二ファイルのｎ番目のフィールド

*

一致マーク。キーが一致した場合には「*」。そうでないときは、空の文字列。

-KA[fldnumber;]+

第一ファイルのキーフィールド番号を指定する。
第二ファイルと同じ数のフィールド指定が必要。通常はひとつで十分。
ファイルはここで指定したキーで文字列の昇順に整列されていること。

-KB[fldnumber;]+

第二ファイルのキーフィールド番号を指定する。

-Ofilename

出力を指定のファイルに切替える。

-M{1|2|A|B|C|W}

出力条件を指定する。条件は一文字で以下の中から選択する。省略するとW。

1

第一ファイルに対応するすべての行。

2

第二ファイルに対応するすべての行。

A

第一ファイルに対応し、キーが一致しなかった行。

B

第二ファイルに対応し、キーが一致しなかった行。

C

キーが一致した行。

W

全ての行。

Ver 1.00

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