DUPPIPE [TScommand-line]* [option]*

@記述、!記述、^記述

標準入力を標準出力へ複写する。
このとき、標準入力の内容を並行してファイルに複写したり（-O）、 ＴＳコマンドラインに与えて並行実行することができる。 この結果、標準入力を分岐処理することになる。

ＴＳコマンドラインの実行に関する事項をまとめる

1. コマンドラインの標準入力は、DUPPIPE自身に与えられた標準入力の複写である。
2. コマンドラインの標準出力は、DUPPIPE自身に与えられた標準出力である。
   この結果、コマンドラインの出力は渾然一体となって標準出力へ送られる。 これを避けるため、明確に、出力リダイレクト、あるいは、出力切替えをするべきである。
3. 全てのコマンドラインの実行を終了後にこのプログラムは終了する。

-N

標準入力を標準出力へ複写しない

-Ofilename

標準入力の複写先を切りかえる。
ここで切りかえられるのは標準入力だけで、 コマンドラインの出力は常に標準出力されることに注意。

Ver 1.00

初版