CSV2TF カンマ区切りファイルをタブファイルに変換する

書法

CSV2TF [filename]* [options]*

SHELLMODE

@記述、!記述、^記述

詳細

カンマ区切りファイルをタブファイルに変換する。
複数のファイル名を指定すると連結して取り扱う。 ファイル名を省略すると標準入力を扱う。

入力データの制御コードは行末のみが有効である。

ＣＳＶファイルの項目は、数値、文字の区別をしない。 標準では、項目先頭のスペースを省略し、引用符は"が有効で、 引用符内での二つの連続した引用符は、例えば、""は"として解釈する。
これらの機能はオプションで切替えることが出来る。

OPTION

-C[区切り]
「,」の代わりのセパレータを使用する場合に指定する。通常は指定しない。
-D[+|-]
複引用符"の使用を設定する。
-D"を使用（デフォルト）
-D+"を使用
-D-"を使用しない
-F[項目数]
出力項目数を指定する。
この指定をしなければ、タブファイルの標準に従って末尾の不要な項目の出力は抑制されている。
-F 入力項目数と同じ項目数だけ出力する
-F項目数 指定の項目数だけ必ず出力する
-Ofilename
出力を指定のファイルに切替える。
-Q[+|-]
単引用符'の使用を設定する。
-Q'を使用
-Q+'を使用
-Q-'を使用しない（デフォルト）
-R[+|-|X]
引用符で始まる項目内での、引用符の処理を指定する。
-R 二つの連続した引用符を一つの引用符にまとめる（デフォルト）
-R+ -Rと同じ
-R- 特別な処理はしない。
-RX \によるエスケープ解釈。 「\引用符」は一文字の引用符、「\\」は \ を表す。
-S[+|-]
項目の先頭の半角スペースの読み飛ばす機能を選択。
-S半角スペースを読み飛ばす（デフォルト）
-S+半角スペースを読み飛ばす
-S-半角スペースを読み飛ばさない
-T[+|-]
引用符のない項目の末尾の半角スペースを読み飛ばす機能を選択
-T末尾の半角スペースを読み飛ばす
-T+末尾の半角スペースを読み飛ばす
-T-末尾の半角スペースを読み飛ばさない（デフォルト）

用例

参考

TF2CSVタブファイルをカンマ区切りファイルに変換する

バージョン

Ver 1.00初版