LGEN

指定行数だけテキストを出力。

通常の使い方では、テンプレートを記述せず、行数を-Lオプションで指定する。この場合は、指定行数分だけの空行を出力する。行数を指定しなければ1行だけ出力。

出力行数を実行しながら判定することができる（-P）。行の実行に先立ち、式を評価して偽になると処理を中断する。

行ごとに出力の有無を検定できる（-T）。式の評価が偽ならばその行は出力しない。

テンプレートを指定すると、テンプレートを内容とした行を指定行数分だけ出力する。
複数のテンプレートを記述すると、テンプレートは先頭から順に一つづつ割り当てられ、最後のテンプレートの後は、また、先頭のテンプレートに戻る。

テンプレートを引数置換として扱うことが出来る(-A)。

テンプレートをTSEXPRとして扱うことが出来る(-E)。

テンプレートでの引数、テンプレートでのTSEXPRインタフェースと、オプション（-P、-T）でのTSEXPRインタフェースは次の通り。

引数番号	置換表現	TSEXPR 略記	TSEXPR 変数	説明
1	`%1;`	`&1`	`??ln`	行番号（1-）
2	`%2;`	`&2`	`??num`	テンプレート番号（1-）
3	`%3;`	`&3`	`??count`	テンプレート数
4	`%4;`	`&4`	`??lc`	指定出力行数
5	`%5;`	`&5`	`??rn`	テンプレート全体の繰返し番号（1-）
6	`%6;`	`@5`	`??template`	現在のテンプレート

-A: テンプレートを引数置換として扱う。
-E: テンプレートをTSEXPRとして扱う。
-Llinecount: 出力行数を指定する。デフォルトの出力行数は1。
行数は整数値を戻す TSEXPR 式で指定できる。
行数を省略するか、0 以下の値を指定すると行数指定はテンプレートの数となる。
-Ofilename: 指定のファイルに出力を切り替える
-Ptsexpr: 中断検定処理を有効にする。
TSEXPR 式は論理式でなればならない。この式が偽を返すと行を出力せず、中断する。
このとき、-Lで指定した行数は最大行数制限となる。-Lを指定しないと誤って無制限に出力する可能性があるので、-Lを併用することを勧める。
-Ttsexpr: 出力行検定処理を有効にする。
TSEXPR 式は論理式でなればならない。この式が偽を返すと現在の行を出力しない

Ver 1.01	2012/06/14	機能強化：式出力（-E）/ 行判定（-T）/ #記述
Ver 1.00		初版

LGEN 指定行数だけ生成